トータルゴルフフィットネス連載企画「体に無理なくゴルフをしよう!」

第1回「知っておこう。身体にやさしいゴルフをするために」

練習場でたくさん練習しても、プロコーチに習っていても、なかなかゴルフが上達しないと思っているゴルファーの多くは、ゴルフをする上での必要な・筋力・柔軟性・バランスが崩れている方が非常に多くみうけられます。
柔軟性だけ優れていて、身体がグニャグニャでも、筋トレだけして、身体が筋肉隆々でもゴルフには、不向きの体型です。一番大切なことは、『ゴルフに必要な筋力』 『ゴルフに必要なバランス感覚』 『ゴルフに必要な柔軟性』が常に協調し、3点がバランスを保ちながらゴルフのためのトレーニングを行うことが非常に大切です。
これから、ゴルフに必要な3要素を説明し、ゴルフに適した簡単トレーニングをご紹介していきます。

『ゴルフに必要な柔軟性』とは

ゴルファーにとって柔軟性は、とても重要な要素です。私が「ゴルファーに対しての柔軟性」と考える場合、3つのカテゴリに分かれてきます。単純にストレッチをした時などに身体が柔らかい人は、静的柔軟性が優れている人、スイング中の動きが柔らかい人は動的柔軟性に優れている人、ケガがなく姿勢がいい人はアライメントが優れている人に分類されます。人間の身体は、不思議なもので、単に身体が柔らかいだけでは、芯がなく、逆に腰痛やスイング中に痛みを抱える方も少なくありません。また、身体が硬いのに、スイングすると柔らかく柔軟性があるように見える選手がいるのも事実です。ゴルファーの理想は、歩く姿勢やしぐさがかっこ良く、普段の柔軟性が優れていることでケガが防止でき、スイング中も柔らかくしなりのある身体が理想的といえます。

『ゴルフに必要なバランス感覚』とは

「機械みたいに、毎回、同じスイングができたらホント、ゴルフって簡単だろうな・・・。」誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。毎回、同じスイングができない理由として、苦手なコースや苦手な番手・嫌なライや傾斜などたくさんの失敗する要因があるように思えますが、一番の原因は、身体の中に実は隠されています。筋肉のバランスが悪い人・偏った筋肉の持ち主は、ナイスショットの確率は下がります。また、プロゴルファーは、足の裏の感覚で情報を収集し感じ、微妙な傾斜でもスムーズなスイング動作を行います。どんな傾斜地からでもサッと構えれるバランス力。スイング中にまったくブレることのないバランス力。この能力が優れているかいないかは、外からでは、あまり分りませんが、身体の中では、アマチュアとプロとでは、大きな差があります。身体の中で感じ、自分自身を見つめ直すことが大切です。

『ゴルフに必要な筋力』とは

ゴルフに必要な筋力とは、ゴルファーがいかに、「再現性のあるスイングで飛距離をアップさせることができるか」を考えていきます。約10数年前タイガーウッズの出現により、ゴルファーの筋トレが当たり前のようになりました。しかし、当時のトレーニングは、筋肉をつければ、ボールは遠くへ飛ぶと簡単に解釈され、筋トレのやりすぎによるスイング動作の変化や故障する選手が相次ぎ、私のもとへ相談に来る選手も多かったのも事実です。確かに、飛距離をアップさせるには、爆発的に身体を使う、「瞬発力」がなければなりません。しかし、その筋肉は、18H安定した再現性の高いスイングを可能にする「持久力」がなければなりません。そして、1回1回のスイングがぶれずに軸が形成されるような「軸・安定力」のトレーニングをしなければなりません。ゴルファーが遠くへ飛ばすことへの欲望を満たすためには、やみくもなトレーニングではなく、計画性に富んだトレーニングをバランスよく行わなくてはなりません。

それでは、この3点を同時に鍛える事ができるエクササイズを紹介しましょう。

例1・フロントスイングエクササイズ

このエクササイズは、片足で体を安定させる筋力・脚を前後に振り出す柔軟性・片足で身体全体のバランスをとるバランス能力の3つが揃っていなければできないエクササイズです。ぜひ、お試しください。

フロントスイングエクササイズ

例2・サイドスイングエクササイズ

例1のエクササイズができたらサイドもやってみましょう。10回できたら完璧です!!

サイドスイングエクササイズ

このような3つの点を意識したトレーニングがゴルフには非常に重要なポイントになります。常に、バランス・筋力・柔軟性を意識したトレーニングこそが、ゴルフに効くトレーニングと言えます。

トータルゴルフフィットネス支配人
パーソナルトレーナー
菅原 賢
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