トータルゴルフフィットネス連載企画「体に無理なくゴルフをしよう!」

第4回「肩甲骨トレーニング」

ゴルファーのためのゴルフトレーニング。今回は上半身の中の肩甲骨の動きと取り上げます。
肩甲骨の動きには内転・外転、上方回旋・下方回旋、挙上げ・下制があります。
大きく分けて、これらの3つがあります。

それぞれの動きの具体例

内転・外転

猫背の状態から胸を開く胸の伸展運動

上方回旋・下方回旋

腕を頭の上に挙げるバンザイの動作

挙上・下制

首をすくめる肩の上下運動

ゴルフのスイングでは肩甲骨はこの3つの動きが全て同時に行われます。
すべて含まれる動きとして、肩回し(腕回し)が挙げられますが、腕を回すためには肩甲骨の3つの動きが連動しなければなりません。
従って、どれか一つの動きが怠ると、他の動きをスムーズに行うことはできなくなってしまうのです。
肩甲骨を動かすための肩甲骨周りや背中の筋肉が柔軟に動く必要があります。

それぞれの動きを作り出すトレーニング方法をご紹介します。

内転・外転

まず、アドレスです。
猫背にならないように胸を開きます。このときに必要な肩甲骨の動きが内転・外転になります。

キャット&ドック

キャット&ドック

四つんばいになり、息を吸いながら背中を丸めるように全体を引き上げます。
その後、息を吐きながら背中を反り、肩甲骨を寄せ合うようにします。

上方回旋・下方回旋

バックスイング・フォロースルー・フィニッシュの動きになります。
片方の手を頭の後ろに、もう一方の手を腰の後ろに持ってきます。背中で左右の指先が届く場合は、引っ張り合ってみましょう。

プルダウン

プルダウン

バーを両手で持ち、後頭部又は肩の位置から頭上へ持ち上げます。この動きを繰り返します。
肩甲骨の開く・閉じる動きを意識します。

挙上・下制

上方回旋・下方回旋と同じく、バックスイング・フォロースルーからフィニッシュの動きになります。
※挙上の動きを意識しすぎると上半身に力みが入り、スムーズなスイングではなくなるので、実際のスイング時にはあまり意識しないようにしましょう

挙上・下制

腰幅に立ち、両手にダンベルを持ちます。肩の上下運動を繰り返します。

この様に、肩甲骨を色々な方向にスムーズに動かせるようになると、肩甲骨周辺の筋肉・関節の柔軟性が増し、スイング中の腕の力みが無くなり、シャフト→ヘッド→ボールへと上手にパワーを伝えることができます。
肩甲骨の動きを作り出すことは、飛距離アップへの有効な手段であり必須条件となります。

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