ゴルフクラブのヘッドとグリップを繋ぐ棒状の部分がシャフトです。
シャフトには金属素材から出来ているスチールシャフトや、炭素繊維で出来ているカーボンシャフトがあります。
ドライバーにはカーボン製のシャフトが取り付けてあることが多く、それ以外のクラブではスチールとカーボンを選択出来る商品もあります。
シャフトはフレックスという指標があり、これはシャフトの硬さを表すもの。
シャフトの硬さの選び方はドライバーのヘッドスピードを基準に以下のように覚えておくとわかりやすいです。
柔らかいものから順に、
29～35m/s 「L」 レディース ：女性ゴルファー向き
32～36m/s 「A」 アベレージ ：女性ゴルファー向き
37～40m/s 「R」 レギュラー ：以降男性ゴルファー向き
40～44m/s 「SR」 SとRの中間
43～50m/s 「S」 スティッフ
50m/s以上 「X」 エキストラ
となります。
※メーカーやモデルによっては、AとRの間にR2が入ったり、Xより硬い記号としてXXやTXと表示されるものもあります。
フレックス（しなりやたわみ具合）によって飛距離アップや打球角度、方向性など様々な違いが出てきます。
柔らかいシャフトであればしなりがあるため飛距離が出やすくなりますが、ミスをすると曲がりが大きくなってしまいます。反対に硬いシャフトは飛距離が出にくい代わりにミート率が上がります。
スイングの速さと力の大きさで選ぶシャフトが変わります。
大体一般的にLやAは女性向け、Rからは男性向けと考えて良いですが、テニスや野球などをしていた方は振る力がしっかりしているので硬めのシャフトが合う方もいます。
ただし、このフレックスという硬さの指標は明確な基準があるわけでもなく、非常にあいまいです。
メーカーやモデルによって実際の硬さにばらつきがあるのであくまでも参考としてください。
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