ピンポジション

ラウンドをしていて、以前にプレーした時よりもピンフラッグの位置が違うと感じが事はありますか?

ピンポジションは基本的に毎日変わっています。
ピンポジションを変えることを「カップを切る」と呼ばれますが、この作業はホールカッターという道具を使用して行われます。カップを切る作業はグリーンキーパーさんが行いますが、カップを切る位置はローテーションで決まっている場合や芝の状態や来場人数だったり天気によって決定するイレギュラーの場合など、ゴルフ場によって様々です。

ピンポジションの位置が決定するとピンシートというものに表示されます。これはフロントで配布していたり、キャディさんが持っていることもあれば、セルフプレーであればカートのハンドルについていることも。最近ではGPSに表示されるようにもなりました。

表示の仕方はいろいろあります。
ホール番号と、フロントエッジ(グリーンの手前側の際)からピンまでの距離(y)、グリーンの左端・右端からの距離(y)が示されていることが一般的です。円に数字で表示しているかなり簡略化されているもの、グリーンの形状に位置を数字で表示してさらにハザードの位置まで示されている、分かりやすいものもあります。また、初心者向けには円を4分割や9分割などにして数字やアルファベットが書かれているものや、ピンシートは無く、ピンの旗の色で大体の位置を示してある場合もあります。また、ピンにボールのようなものが取り付けられていて、ボールが上の方につけられているとピンポジションは奥にあり、下の方につけられていると手前にあることを表しています。

ゴルフ場によりさまざまな表示の仕方がある、ピンポジション。ゴルフが上手い人ほど、ピンポジションを意識してコースの攻略を逆算して考えるため、ゴルフの戦略をたてるのに非常に重要な情報ですよね。

コメント