日本ゴルフの組織や団体

ゴルフには様々な組織や団体があるのをご存知ですか?
数え始めたら10を優に超す団体が存在します。
その中でも主な組織は以下の通りです。

公益社団法人 日本プロゴルフ協会(PGA)
日本の男子プロゴルフを統括する組織で、プロゴルフの組織の中で唯一、文部科学省から認定されています。
もともとは関東プロゴルフ協会と関西プロゴルフ協会が分かれて存在していましたが、1957年に合併。
プロゴルファーになるためのプロテストの資格認定や地域貢献活動、ジュニアゴルファー育成などの役割をになっています。
50歳以上の男子プロゴルファーを対象にしたシニアツアーを管轄しており、毎年7月に開催される国内メジャートーナメントの日本プロゴルフ選手権も主催しています。

この組織の中でもトーナメントプロとティーティングプロの2つの組織が存在しており、合計5,000名以上の会員がいます。

一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)
女子のプロゴルフ協会。1961年に開催された日本女子ゴルフ同好会競技大会がきっかけとなり、のちに日本プロゴルフ協会女子部として設立されたのが始まりです。
男子のPGAと同様に、組織内でもトーナメントプロとティーチングプロの2つに分類されます。
PGAと異なるのは、JLPGAではプロテストの資格認定や、育成活動だけでなくツアートーナメントの主催もしています。(日本女子オープン以外)

一般社団法人 日本ゴルフツアー機構(JGTO)
以前はPGAがプロのトーナメントを主催していましたが、1999年からはこのJGTOが日本のプロゴルフツアーを運営しています。

JGTOが主催するトーナメントは4月から12月までの約25試合。(一部の国外で開催される試合もあり)

JGTOのツアートーナメントに出場するには、シード権を持っている、もしくはチャレンジトーナメントで成績を残すなどの高い壁を乗り越えた選ばれしプロのみが出場することができるのが、GJTOが主催するトーナメントです。

公益社団法人 日本ゴルフ協会(JGA)
PGAやLPGA、JGTOなどのプロゴルファーのゴルフ協会がある一方で、アマチュアの試合を開催したり、トーナメントタイトルに「日本」がつくプロトーナメントを主催しています。
JGAは日本スポーツ協会や日本オリンピック協会、そして国際ゴルフ連盟にも加盟している組織です。
さらに世界のゴルフ競技の総本山であるR&A、USGA(全米ゴルフ協会)にも並ぶ組織で、ルール改定の協議にも参加するほど重要な組織です。

ゴルフをより世界標準でフェアに楽しむためには欠かせない組織なのです。

この主な組織のほかには、ブラインドゴルフを通して視覚障害者の社会推進などを目的とする、「日本視覚障害ゴルファーズ協会」、飛距離を競い合うドラコンの「日本プロドラコン協会(JPDA)」は日本男女のドラコンプロを統括している団体もあります。

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