芝目を読む

芝目というのは、芝生の生えている向きのことで、打ちたい方向に向かって毛が寝る方向が『順目』、打ちたい方向に対しこちら側に毛が立つ方向が『逆目』です。
例えばパッティングの際、順目の場合はスピードがつきやすいために、オーバー気味になりやすく、逆目ですと芝の向きによる影響をボールが受けてしまうので思ったより転がらないことがあります。

芝目の確認する方法はあるのでしょうか。
◆なでてみる
靴の底や手などで芝をなでてみると毛の向きを確認しやすくわかりやすいのですが、グリーン面をなでることは「故意にグリーンをテスト」する違反にあたるため、競技などでは控えるようにしましょう。
◆色を見る
グリーンを見ると色の違う場所があります。
芝が白っぽく光って見えるのは、芝の葉に太陽光が反射しているので順目。
逆に、芝が濃く見える、暗く見えると感じた時は、光を吸収して濃く見えるので逆目と判断できます。
◆性質を知る
ゴルフコースは、水、太陽、風の影響を受けます。
芝は、海のある方角に向かって伸びやすいという性質があります。
コースレイアウトを確認して海がある方向が分かれば、芝目を予測することができます。
また、芝目は昼間の太陽に向かって伸びるため、太陽の落ちる西側に向かって葉が伸びます。
山岳コースなどのゴルフ場は、風の向きの影響を受け芝目が決まりやすくなります。山に向かって打つときは逆目、山を背にして打つときは順目になりやすいです。これは、標高が高くなればなるほど大きく影響を受けます。
◆カップの縁を見る
カップの真上から見てみると、芝の向いている向きがわかります。これはツアープロも試合で必ずやっているので真似してみるとカップイン率も上がるかもしれません!?

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