ゴルフクラフト
所在地 | 長崎県諫早市多良見町市布1390-2 | ![]() |
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電話・ファックス | Tel:090-9491-9520 | |
定休日 | 不定期 | |
施設内容 |
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対応作業 |
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ショップ紹介
ヘッドをシャフトに差し込む場合そのヘッドを仮に差してオリジナルロフトとリアルロフト、フェースアングル、ライ角などをあらかじめ測定してそのヘッドの球筋の予想をします。長崎のゴルフ工房。
特徴
ゴルフクラブはヘッド、シャフト、グリップの3つのパーツでできています。それ以外は在りません。だから、ただグリップを差し込んだりヘッドが差し込めれ ば誰でもできると考える人がいます。メーカーの中にもこの考えがあるのか、メーカーが作ったとは思えないようなクラブが時々見受けられます。また素人 の人が自分でも組めると考えるのもやむをえないような仕事をするショップや工房も中にはあるようです。 しかし本当はクラブを組み立てるのは難しいのです。やればやるほど難しくなります。
たとえばヘッドをシャフトに差し込む場合そのヘッドを仮に差してオリジナルロフトとリアルロフト、フェースアングル、ライ角などをあらかじめ測定してそ のヘッドの球筋の予想をします。その後、適切と思われる角度で差込を行い、接着剤が固まるまでその状態を保持してやらなければいけません。保持しないと形 が変わってしまいます。差し込む前にシャフトのスパイン、先端の処理、バランス、等の作業も終わらせておかなければいけません。重心に不都合があればそれ もやっておかないといけません。結構大変なのです。
ですから信頼できる、ちゃんとした測定機械を置いてある工房に行って調整、作成したほうが良いと思います。
職人紹介
- 黒星 義孝
お店のお客さんからはクロさんと呼ばれてます。六年前に突然工房を始める事になり、パニックになっていた所におじゃまさせていただいたのが大阪のゴルフギャレーヂという工房でした。
毎日民宿から、工房にお借りした 自転車(愛称がベンツ)をこいで淀川の川辺の風景をながめながら通わせてもらいました。 工房の皆さんには何処の馬の骨かわからない私にやさしく接していただきました。 中井さんは時間の無い私のために営業時間のほかの時間も残って教えてくれ ました。あのときの事は今も忘れません。本当に有難うございました。 皆さんお元気で益々がんばってらっしゃる様で、うれしいです。
長崎に帰ってからは、言って見ればど素人が最高の技術を模倣しながら手探りで作業するような感じで、今思うとお客さんに申し訳ない気がしますが、それ でも一生懸命つくっていたのは間違いないとおもいます。
この仕事は毎回仕事が違います。まったく同じドライバーの差し替えでも調べると同じでは無い。どこかが必ず違うので一回の仕事でも色々全ての数字を考 えて作らないといけないんですが、中井さんに教わったそういう事は最初はなかなかできなかった。 最初のころはただ自分で作っては試打してまたはずしてまた作って試打してと数え切れないくらい試して確認するだけでした。
場所は練習場ですからこれは恵まれました。 アイアンだと暇なときは一日中アングルをいじって確かめたりして最後は頭がクラクラになったりしてました。