ゴルフ上達のステップ
ゴルフ上達のステップ
テーマができたら中級者への第一歩
ある程度練習をしたり何回かコースに出るようになると、ようやくゴルフの目標のようなものが具体的に見えてきます。
- パーを取ってみたい?
- OBを減らしたい?
- なんとか恥ずかしくないボールを打ちたい?
具体的な目標ができたとき、ようやく初心者から中級者への第一歩が始まります。
つまり練習場でのテーマができたということですね。
ドライバーをうまく打てないのならドライバーの練習に集中する。
あるいはもっと現実的には3番ウッドの練習をしてみる(本当は5番アイアンくらいの練習がお勧めですが)。
アイアンを真っ直ぐ飛ばすのがテーマなら、7番アイアンあたりを集中的に練習しましょう。
いちばん重要なのは「このクラブなら得意だ」という一本を早く作ることです。
たった1本でも得意なクラブができると、そこから上下に幅を広げていくことができます。
7番の次は9番と5番。その次はウェッジと4番というふうに。
本当をいうと、ドライバーの練習なんて最後の最後でもいいのです。
プロだって18ホール中に何回ドライバーを使っているか。・・・案外少ないものです。
落とし所が狭ければ3番ウッドを使ったりロングアイアンに下げたり。
アマチュアの場合、5番アイアンが得意で3番ウッドがそこそこ打てるようなら、それだけで簡単に90を切ることができる!と保証してもいいくらいなのですから。
ゴルフ上達の「カギ」は?
ゴルフ上達のカギは自宅での練習量なんだそうです。
練習場に出かけて打席に立つことだけがゴルフ上達の道ではありません。
短期間で上手になった人の大部分が自宅でも工夫して、さまざまなゴルフ上達メニューを実践しています。
ただし自宅でできるゴルフ上達法はアプローチやパットなどの小技が中心ですね。
ドライバーなど長いクラブを自宅で振り回して、照明器具を壊したりカベを破ったりしてしまう人もたくさんいますが、それでは同居者のひんしゅくを買ってしまいます。
室内で振れるのはせいぜいでもウェッジ程度。
古いサブトンの上にピンポン玉を乗せてバンカーショットというのも名案ですね。
ボールの少し手前にヘッドを入れてエクスプロージョンの感覚を養います。
パットなら、たとえば廊下にパッティング用のマットを置いて、練習。
これだけなら平凡ですが、近くを通ったときは必ずボールを転がすと決めておくのがコツです。
できれば、最低一回は必ずカップインさせる。
入るまではその場から離れないというような決め事にしておくのです。
トイレの前に置いて往復のたびに必ず打ったというシングルさんもいます。
テレビ前のソファーにはクラブを置いておきましょう。
邪魔になるようならシャフトを30センチくらいに短くしたものでもいいでしょう。
そして手があいているときは必ずそのクラブを握っていること。
ゴルフ上達のためのちょっと一言
ジャンボ尾崎は研修生時代、グリップの感覚を忘れないためにグリップを握った上に包帯をグルグル巻きにしたまま寝たということです。
握っている時間とゴルフ上達は比例すると言い切ってもいいくらいなのです。
ゴルフ上達のためにはいろんなアプローチ方法があるのですね。
長時間をすごす自宅はゴルフ上達のためのステップアップ空間。工夫してみましょう。