ゴルフの規則はJGA(日本ゴルフ協会)の公式ルール(R&A)やUSGA (全米ゴルフ協会)が定めた世界共通の「ジェネラルルール」があります。
そのルールとは別にゴルフ場には、来場者全員が円滑にゴルフをプレーするために設けてある独自のルールが存在し、その代表格が「ワンペナ」ではないでしょうか。
ゴルフ場にはOBや池などのハザードがありますが、そういったところに該当しないが、プレーの進行のためのプレー禁止の場所があります。そういった場所のことを「ワンペナルティー」と呼び、省略して「ワンペナ」と言われています。
ワンペナはローカルルールのためゴルフ場によってルールが異なり、はっきりとした定義はありません。
表示の仕方もまちまちで杭で表している場所もあれば白い線で表している場合もあります。
どこがワンペナなのか確認する方法はキャディーさんに聞くか、事前にコースガイドをチェックするようにしましょう。
多くのゴルフ場は「ワンペナ」区域に入ってしまった時のドロップゾーンや特設ティーイングエリアが設置されており、それぞれのゴルフ場のルールに従ってプレーをしてください。
ワンペナになっているということは林や崖と言った、プレーするのはもちろんのこと、立っているのも危険な場所。もしもそこにボールが入ってしまったとしても絶対に入ってボールを探したりといった行為はやめましょう。
「ワンペナ」に行ってしまった場合、ペナルティーは1打罰のため、ティーショットで「ワンペナ」区域に行ってしまったら、次のショットは3打目になります。
数がわからない場合は、ホールアウト後、実際にボールを打った数にプラスして1打加えましょう。