ゴルフ初心者も恥ずかしい思いをしない!打ちっぱなしの持ち物や流れなど紹介

スイング初心者練習方法豆知識

ゴルフの練習には欠かすことのできない打ちっぱなし。「打ちっぱなしには何を持っていったらいいの?」「打ちっぱなしの利用方法がわからない」などいろいろ不安ですよね。この記事では、ゴルフ初心者が打ちっぱなしで恥ずかしい思いをしないよう必要な持ち物や1日の流れなどをご紹介します。

ゴルフ初心者が打ちっぱなしに行っても大丈夫?

ゴルフ初心者が打ちっぱなしに行っても大丈夫でしょうか?

打ちっぱなしはゴルフ場でプレーする前の練習を行う場所なので、初心者が行っても大丈夫です。

ゴルフ場の中にも練習場はありますが、ゴルフ場の中にある練習場は、プレー当日にスタート前の準備を行うところという要素が強いです。ゴルフ場によっては、練習場自体がないところもあります。プレー当日の緊張を和らげるためにも、事前に打ちっぱなしで練習を行うことは大切です。事前に練習するときは、自宅や会社から通いやすい場所にある打ちっぱなしを選びましょう。最初は「周りの人にダフったりチョロしたりしているところを見られたら恥ずかしい」と思うかもしれないですが、実際打ちっぱなしへ行くとほとんどの人は黙々と練習しているので、他人の様子はそれほど気にしていません。周りの目が気になるのであれば、休日よりも比較的空いている、平日の夜に訪れるのをオススメします。

【初心者向け】打ちっぱなしに必要な持ち物は?

「初心者は手ぶらで行ってもOK」という人もいますが、以下の持ち物があるとよいでしょう。

  • ゴルフクラブ(レンタルも可能)
  • グローブ(ゴルフ用)
  • 練習用の靴(運動靴も可能)
  • 防寒着(動きやすいもの)

ゴルフクラブはレンタルも可能ですが、自分に合ったクラブで練習したほうがミスがしにくくスコアアップしやすいです。グローブはゴルフショップなどで試着してみて、少しきついぐらいのものを選ぶことをオススメします。靴は運動用の靴でも構いませんが、ヒールの高い靴は転びやすいので気をつけたほうがよいでしょう。打ちっぱなしは屋外や半屋外にあるので、風の強い日や冬は意外と寒かったりします。風の強い日や冬は防寒着を持っていくと快適に練習できます。防寒着は動きやすいものであれば、ユニクロやしまむら、ワークマンなどコスパブランドのウェアでも大丈夫です。

【初心者も恥ずかしくない】打ちっぱなし1日の流れ

打ちっぱなしに行ったら、どのようなことをするのでしょうか?ここでは打ちっぱなしの1日の流れを紹介します。

受付

打ちっぱなしに到着したらフロントに行きます。入場料や打席料、ボール代などを支払います。最近はプリペイドカードを購入し、プリペイドカードからそれらの代金を精算するところが多いようです。プリペイドカードはフロント近くなどにある自販機で購入できます。購入したらフロントスタッフにプリペイドカードを渡します。

プリペイドカードを渡すと、どこの打席で打つかを聞かれます。初心者は端っこの打席を選んだほうが他の人に見られにくいので、自分の練習に集中しやすいです。1階と2階がある場合は、2階打席を選ぶとよいでしょう。1階の打席は天井のネットまで距離があるため、無理にボールを上げようと意識しがちです。また2階打席のほうが料金が安くなっているので、はじめのうちは余りお金をかけたくないという初心者にはオススメです。希望の打席を選択すると、打席のナンバーが入ったカードフォルダーが手渡されます。打ちっぱなしでゴルフクラブをレンタルする場合は、受付の段階で伝えるようにしてください。

打ちっぱなしによって利用方法が異なる場合もあるので、経験者であっても初めて訪れる打ちっぱなしは緊張するものです。初めて訪れる打ちっぱなしは「初めてです」と伝えれば親切に教えてくれます。

打席に着いたら

受付を終えて打席に着いたら荷物はテーブルや椅子に置いて準備します。更衣室がない打ちっぱなしがほとんどなので、靴はここで練習用の靴に履き替えます。

着替えなどの準備が終わったら、ボールを借ります。ボールを借りる方法として、打席のところにあるカードリーダーにプリペイドカードを挿入するタイプと、打席の後方にある自販機で借りるタイプがあり、打ちっぱなしによって異なります。

打席で使用するタイプは、カードリーダーにプリペイドカードを挿入するだけで自動でボールをセットしてくれます。そして、購入したカードの金額にあわせて残りの球数が表示されます。打席料を引いてからの残りの球数となるので注意が必要です。ボール自販機の場合は、打席にあるかごを後方に設置された自販機まで持っていきます。プリペイドカードを挿入するとボールが出てくる仕組みです。

練習

ボールを借りてきていきなりクラブを打ち始めるのではなく、ストレッチなどで体をほぐしてから練習を始めましょう。打席の外でクラブを振り回すのは禁止されています。施設内では多くの人が行き来しているので、万が一ケガでもしてしまったら大変です。チョロしてしまったボールを追いかけて隣りの打席に入ってしまうことは、思いもかけない事故につながるので気をつけましょう。携帯電話や友人たちと大声で話していると隣のプレーヤーの迷惑にもなります。真面目に練習している人の気を削ぐ形になるので注意してください。ゴルフでは他のプレーヤーの迷惑をかけないことが何よりも大切です。

練習終了

ボールを打ち終わったら打席に忘れものはないか、周りに自分のゴミがないかなどチェックします。プリペイドカード内に残球数が残っている場合は次回以降も使用できるので、なくさないようにしましょう。自販機の場合はカゴの中のボールを全部打ってから終了となります。フロントに打席カードフォルダーを返却すれば終了です。レンタルしたゴルフクラブも忘れずにフロントまで戻しましょう。

【初心者向け】打ちっぱなし練習のコツ

ドライバーで振り回して距離を稼ぎたい気持ちがあると思いますが、最初のうちはまっすぐ飛ばすことを目標に練習をします。そのためには正しいアドレス(姿勢)やグリップ(握り方)を覚えることが必要です。そしてコースで使うことが多い7番アイアンを持って、時計の8時から4時までの振り幅でボールを打ちます。ボールが捉えられるようになったら、次は時計の9時から3時ぐらいまで振ります。それで安定するようになったら、フルスイングで練習してみましょう。ドライバーに関しては最初のうちは練習全体の1割程度の球数で、一球一球意識して打つと、初心者でも上達度合いがあがるでしょう。

あわせて読む:ゴルフ初心者が上達するために必要な練習頻度や練習のポイントなどを紹介

打ちっぱなしに行って不安に思ったらスクールも検討しよう

ゴルフの練習は自己流でも行えますが、ティーチングプロのレッスンを受けると一気に上達することもあります。なぜならその人のスイングの特徴から判断して、その人に合った最適な練習方法を効率よく教えてくれるからです。打ちっぱなしのグループレッスンであれば比較的手頃な料金でレッスンを受けられます。一度はティーチングプロのレッスンを受けてみることをオススメします。

まとめ

初心者でも恥ずかしい思いをしないよう、打ちっぱなしで必要な持ち物や1日の流れなどを紹介しました。初めて打ちっぱなしに行くときは不安かもしれませんが、打ちっぱなしによってシステムは異なるので経験者でも知らないことがあります。初心者は不安があって当然ですので、そのようなときには誰かと一緒に行くのもよいでしょう。もちろん経験者と行くほうがよいのですが、初心者同士の仲間でも構いません。そのほうが安心できることには間違いありません。打席も隣同士になればより安心できるでしょう。打ちっぱなしにはスクールも併設されているので、不安に思ったらスクールでプロの指導を受けてみることもオススメします。